詩、詞、画...諸々

人生について深く考る

人生について深く考えているんだね
一所懸命に生きているんだね

うだうだと話すことばかりで
なんにもしてない事に 気付いてないんだね

そんな暇があるなら とっとと働け!
そんな暇があるなら とっとと資格とれ!

人生について深く考える暇がある奴は
本当はどういう奴か 知っているのかい?

生活に困ってない奴さ
面倒臭がり屋の奴さ
唯の暇潰しなのさ

考えるだけなら 馬でも鹿でもできる
だから、お前は動け

 

意味:自戒の念(大袈裟)

働いている

僕は働いていると思っていた
会社に勤めているからだ
アルバイトだとしても

僕は働いていると思っていた
何年も経っているからだ
リーダーでないとしても

不意に声が聞こえた
君の「働いている」はそんなモノ?
君は「社会の歯車」気取り?
否定できるモノなら 否定してみなよ
出来ないだろう?

僕は声に向かって殴り掛かった
ただ嘲笑う声が響いた

 

意味:カフカ気取り?

若三つ(わかみっつ)第四話「始まり」

その日から、夢の様な日々です。
毎日のご飯が、銀色に輝く白米です。
綺麗な服で身を飾り、農作業の手伝いをしなくて良いからです。
はたから見れば、そう見えるでしょう。

 

実際は、どうなのでしょう。
旦那様から色々と教え込まれました。
下男下女の
「こんな子供に。」
と言いたげな、冷たい視線を浴びながら。

 

旦那様へのあいさつ、言葉使い、立ち振る舞い、
旦那様と会話のための教養である、芝居、舞踊、茶華道、など。

何度も逃げたいと思いました。
しかし、家に戻れぬ身の上、
此処で生きていくしかないと、必死で体に覚えさせました。

 

あっという間に、三年が経ちました。下女から、告げられました。
「明日は、賜りの儀です。」

 

私は、改めて覚悟を決めました。
正式に旦那様のモノになるのです。
嬉しいような、悲しいような、
言葉に出来ない思いが、湧いてきました。

 

感傷に浸る間もなく、いつものように湯殿に行き、
いつも以上に体を綺麗にされました。

 

そして、下女は、薄ら笑いを浮かべ、
嘲るような、私を通して誰かを見るように去って行きました。

 

三つの勿怪(アマチュアライブでの台本)

「朝からヤケ酒yeah!」
「右に同じくyeah!」
「トリオで仲良くyeah!」

 

「いやぁ、高い酒なだけあって、美味いよなぁ」
「ホント、ホント、白鹿、白鶴、淀の水。」

「それは大阪の水道水!淀川の水‼」
「おっと、イケねぇ、間違えた。

 でもさすが、持ってきた甲斐があったぜ!福の神のトコの酒‼」

 

ピッキーン

 

「ってオイ、それは言わないモンだろ?」
「す、すまない…」
「いや、いいよ…。パワースポット特集には、載らない俺達だし…。」
「俺達、悪い事したかなぁ」

「大体、人間が嫌いな物トップ3ってだけで、
俺達自身まで嫌わなくても、いいじゃねぇかよぉ」

 

そう、彼らは何を隠そう、貧乏、疫病、死を司る勿怪達。
世界で一番、塩やら、石やら、投げられます。

貧乏、金なし。疫病、病気で元気なし。死は、全てがオジャン
ですからねぇ。

 

でも、彼らの言う通り、嫌われたくて嫌われている人はいません。
そんなモノですから、泣きじゃくっているワケですよ。
そこで、物怪達は一念発起、人間に仕返しする事にしました。


決行の日、最強の呪文を唱えました。
アジャラモクレン、テケレッツのパー」

すると…

 

「諭吉ちゃーん!いずこへー?」

 

「とっつぁん、おかゆができたよ。」
「いつも、すまないね、ゲホゲホ。」
「それは言わない約束だよ。」

シャボン玉ホリデー提供。

分からない人は、60歳前後の人に聞こうね。

 

「ちーん、なーむー。」

 

世界はシッチャカメッチャカに。


人間達、緊急会議の結果、勿怪達の仕業だと気付きます。
早急に対策を考えますが、ケンケンガクガクとしてパッとした意見が出ません。
正座で足はガクガクになりましたが。
ここ笑うトコですよ。

 

「確かに、我らにとって、貧乏、疫病、死は、関わりたくないモノだ。
 だからといって、邪険にすれば、我らも邪険にされる。
 うーむ... 勿怪達を神様にしよう。」
「何故そこまでしないと駄目なんだ!他に案は無いのか!?」
「ならば、君達の素晴らしい案を聴こうか?」
「うっ…。」
いますよねぇ。文句だけ言う人々。

 

結果物の勿怪達は神様となりました。

経緯は知らず、不思議に思いつつも、悪い気持ちはしません。
だんだん機嫌がよくなり、仕返しする事を辞めました。
こうして、人間、神様は、平和に暮らしましたとサ。

ちゃん、ちゃん♡

 

 

若三つ(わかみっつ)第三話「湯殿」

下女たちは、私の着物を脱がせていきます。
私の体を、大きな石けんで綺麗に、洗い出しました。
肌は、どんどん綺麗に成っていきます。
それに伴い、農作業の手伝い等での泥や垢と共に、
何かまで失われていく様でした。

 

そうこうしている内に、
見た事のない華やかな着物を着せられました。
かんざしまで付いた、
明らかに私のために新調された着物でした。

 

一通り済むと、部屋に通され、
屋敷の主人の目の前に立たされました。

 

「やはり、見込んだ通りだ。
今日から、お前は、旦那様と呼べ。」
不敵な笑みを浮かべました。
そして、何が起こったのか、ようやく理解できました。

若三つ(わかみっつ)第二話「何処へ」

優しさにも要らぬ優しさがあります。
私は、外の生活というモノを知りません。
私は、この地で生まれました。
と言っても、思い出は片手に余るほどですが。
それでも、幸せだったのでしょう。
幼い頃、
野原を駆け回り、花摘み、お手玉、子守歌を聞き、
わらべ歌を歌っていました。

秋風は、始まりを思い出させます。
十歳になったばかりでした。
その年は、米があまり穫れず、
ひもじい思いをしていました。
そんな時、お金持ちそうな妙齢の男性が、
やって来て、何やら両親と話し込んでいました。

ある日、強い口調で両親に告げました。
「決まったな。」
くるりと私の方に向き近づき、
そばにいた若い衆に
「こいつは、若三つだ。」と言いました。
意味が判らず呆然としていると、連れ出されました。
両親は唯々泣いていました。

男性の馬車の中で、
何処へ向かうのか不安になっていると、
大きな屋敷に着きました。
それは、立派な門構えで、
しかも、たくさんの下男、下女がいて、
ただのお金持ちではない印象、威圧感を
子供心に与えました。

「今日から此処がお前の新しい家だ。」
「!?」
男性は、この家の主人でした。
更に困惑し、言葉が出て来ませんでした。
それでも、事は進んで行きます。
屋敷の中の奥の奥へ進み、
意外な所に、たどり着きました。

湯殿でした。

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