少女達と織り物(六 二人の少女のノート)

ノートを開くと最初のページには「わたしのもの」から始まり、「愛するもの」への終生変わらぬ想いが書かれてありました。「愛するもの」は、その慈愛の言葉に応えていました。「わたしのもの」は黒髪の少女から金髪の少女、「愛するもの」は金髪の少女から…

少女達と織り物(五 異変)

次の日、いつもと違い、日が昇るかどうかの時間に、森へ行きました。 そこには、二人の少女が横たわっていました。少年は心配になり、叱責されるのも承知で、近寄りました。 見れば、織り物が、肩に掛けてありました。それは、大空へ羽ばたく二羽の鳥で、黒…

少女達と織り物(四 悲報)

突然、その場にいた二人の国王が、言い放ちました。「そなた達は、とても良い腕をしておる。我ら王族の衣服を専門に織って貰いたい。それから、朕の王子、隣国の王子が、見初めて妃に迎えたいと言う。これから、頼むぞ。」美しい二人の少女が妃になるとあっ…

少女達と織り物(三 機織り)

一年が経ち、少年は13才になりました。二人の少女は相変わらずです。 でも、どこか、うっすらと陰がある様に感じていました。 ある日、二つの国が「友好を深める」という目的で、機織りの腕を競う催し物が開かれました。腕を競うとあって、優勝者への賞金目…

少女達と織り物(二 森と二人の少女)

その日から、少年は、二人の少女の事を考えるようになりました。学校が終わると少年は、急いで走り出しました。驚いたのは周りの友達。「みんな、ごめん。用が出来た。」友達に理由も話さず、少年はその場から離れました。行先は決まっていました。 森の外で…

少女達と織り物(一 出会い)

彼が、まだ少年でいた頃、この辺りは国境いで、二つの国がありました。どちらの国が何という名で、どちらが何という名の王が治めているなど、少年には、どうでもいい話でありました。 幼い少年は、友達と遊ぶ毎日が楽しいだけでした。「ごはんよ。帰ってきな…

少女達と織り物(序)

ある男が所有している森は、途轍もない金額と引き換えに手に入れたそうです。しかし、彼は手入れをしないどころか、自身を含め一切の立ち入りを禁じています。彼は、その森に入る道のそばで、もう何十年も、住んでいるというのに。その森へ入ろうものなら、…

少女達と織り物

機織りに定評がある 黒髪と金髪の二人の美しい少女がいました。 少女達は、国境いで 健やかなる時は、笑い合い 病める時は、励まし合い 姉妹の様に暮していました。 ある時、 黒髪の少女の美しさが、 金髪の少女の美しさが、 それぞれの国の王子の目に留まり…

囲(かこ)われ者の私は

辛かったのだろうと 籠の前 見知らぬ人の優しさが 声も出せずに呆けさせる それはあなた達が 私を「救う」から 囲われ者の私は 此処ではない他所を知らない 勝手な決め付けだけで 「救う」事だけをしないで がらがら崩れた 此の居場所 如何すれば善いのと 崖…

無題

秋に心が愁えていますが此の心は誰が受けとめて愛へ昇華してくれますか僕の唯一に成って下さい 意味:四行詩、言葉遊び

俺様は天才だ(歌詞)

俺様は天才だ 周りの奴ら 見る目ない 本当 おまえら ポンコツだ んなこと本気で考えて 勢いあまって ヤクザの道へ まずは お使い致します ヤクの 取引致します 持って行ったら 迷子になって 指定の場所も 間違えて 大目玉で ハイ クビよ 俺様は天才だ ふさわ…

俺様は天才だ(創作物語)

いつの頃か、大した者でもないのに、 自ら天才と名乗る男がいました。 それだけなら、 笑いの種になっていたかもしれませんが、 「周りの奴らはポンコツ」 呼ばわりをしていました。 そんな者に限って、 勉強、仕事、言われた事をしない物です。 ですから、…

美しい川

豊かな表情を見せる日本の自然は素敵です。特に、夏だと、美しい川を見て、せせらぎを聞いていると、涼しく感じられます。 でも、中には、美しすぎて不気味な川もあるそうです。人づてに聞いた話ではありますが、お話しさせていただきます。 50年程前、その…

今、青春が来てる

まぶた開けば 僕が始まる 窓も開いて 新しい一日を 空が青く澄みわたるほど心も清しい風が吹きわたる僕は自由な草原を輝く瞳で駆け抜けている さあ、もう、前しか見えない草原は青葉に茂る 今、青春が来てる 意味:ただ、抽象的前向きポエム

世間様

ひとり 勝手に落ち込んで それを 何回 繰り返す?陰鬱に ひたれる程 世間様は暇ではないなあ、判っているんだろ?反省だけなら、いくらでもできる事 頭の足りない輩ばかりが集うこの世間で「普通」を装う他人(ひと)の事 言えた義理じゃないが毎日お付き合い …

ネグレクト

僕は今、透明です 何物にも染めていません 何物にも汚していません 無垢と言えば、聞こえは善い とどのつまり、 自らへの「ネグレクト」です 意味:自分を愛して磨きなさい。 僕みたいになるよ。

ともだちになれない

明日、「君がいない」考えただけで 嬉しくなる それは「ともだち」になったから興味を持ってくれて「ありがとう」言葉をかけてくれて「ありがとう」 でも、僕は君が考えるほど可愛くないよほら、僕は君が考えるより馬鹿なんだよ 「ともだち」になった量だけ …

誰もが少年の心を葬りし瞬間が訪れるせめて綺麗に飾りたて棺に眠らせ燃やす どんなに 法律に逆らえどもどんなに 社会に逆らえどもいつまでも少年でいられない世間に貢がなければならぬ だから人間はいつまでも少年でいたいよねなんて呟くのさ 意味:早う大人…

海と未来と君

海と未来は似ているねきらきら輝いているけど飛び込まないと分からないしょっぱい事までは 冒険できて良かった新しい事見つかった君の目は少年のようはしゃいでるから驚いてしまう どうしてそんなに楽しい?僕は理解できずにむせている また未来に飛び込める…

結局、エラーを起こしている

同じ顔がずっと歩いてるこれが普通というものですか?妙に団体行動 手慣れてるのもプログラム正常に作動中だからでもそれが できない僕さ エラーを起こせば 爪弾きくらうからどうにかこうにか 普通 装うよ サンプルがそばにあるそいつのデータ打ち込もうさあ…

凛とした女に

あなたと 恋仲ではないあなたに 焦がれてないだけど あなたの 電話の声にだけど あなたを 感じてみればこんなに 楽しい時間がいつかは 退屈すると思うと悲しくなるの わたしは 何を 考えているのあなたに 何を 考えているの悲しさなんて言葉なんか 心になか…

ケガレもハレも紙一重

洗えば抜けていく髪が 排水溝に溜まっていく 綺麗になるはずなのに 心も晴れたはずなのに 大事な物まで少しずつ 抜け堕ちていくようで なんだか落ち着かない ケガレもハレも紙一重 純粋は却って毒なのか 意味:却って(かえって)

鈴の声

A街で耳を刺すだけの雑音僕は独り荒んでいてノイズとしてしか感じぬ叫びよ B輝き透き通る様な明るく鳴り響く様な世俗に汚(けが)れた僕を清らかにした君の声は サビただ 空気を揺らしただけのモノがなぜ 大地も揺らせるだけのモノに僕にしか聴き取れないのだ…

その問いが解るまで

唯 空気を揺らしたモノなのに なぜ 魂をも揺らしたその問いが解るまでこの耳から決して離れないそれは君の声 街で耳を刺すだけの雑音に僕は独り荒んでいたけれど透き通るような声に明るく鳴り響く声に初めて聞いた途端魅入られた 発せられるその声は 僕を喜…

日本人の大好物

日本人の大好物が判りましたマグロ?マツタケ?山海珍味一番は何か? それは「鬼の首」 東に不倫と聞けば謝らせ西に横領と聞けば会見をさあさあ此奴(こやつ)は悪人ぞみんなで首を取ろうじゃないか 今日も何処かで煽ってるそんな体力あるんなら銀シャリ炊いて…

日本の男

辞めろと云われて椅子を退いた男を世間が一件落着しても簡単に潔いとは思えないそれは、責から逃げたうえに懐を温める輩が多いからけれど、恥から耐えたうえに唇を噛み締めて頭を落とすなら讃えようそれが日本の男たる者意味:退職金目当ての辞職が多い昨今…

殺さないから

簡単に殺せる人間が増えている命の重さを感じる人間が少ない命の重さを感じる機会が少ない食べ物を殺さずとも口に出来るだから簡単に殺せるのだろうね意味:常々、考えてしまう事

その境い目

読みたい雑誌 感想欄を読んだ数十年振りの掲載画風が変化していたヒトは みな成長したと嬉びなのに あいつは変わったと嘆く「変わった」と「成長した」その境い目が判らない意味:個人的見解数式で考えると「成長=変化+α」+αって何だ?

白夜

意味:中村 中「白夜」のイメージ画。どこへ逃げても追いかけてくる朝だよ。

白痴の龍(台詞付き)

意味:白痴の龍が呟いています。

置き去りの遺書

ポエム仲間のポエムに絵を描きました。

ともだち、です

ともだちになりたいあいつとしゃべるとなんだかたのしくていいたい、いいたいいえば、らくになる言っても、簡単に進めない 現実あるが世に言う、男女の友情は 成立するか?しょーもない話、くだらない話楽しそうなのが「イイね」と思うあー、ともだちになり…

十把一絡げ(じっぱひとからげ)の命

横断歩道を行き交ういろんなヒトを観ていた各々 違いはあるけど同じ「命」をもっているそれらはみんな平等なんだ素晴らしい事を説いていて愛と平和を司りギュッと心を掴んでる言いますが、「命」自体は確かに平等だけれどね同じ生き方ないのに十把一絡げ如何…

あんたは あんたの神に なれたかい?

僕の目の前にいるモノは人目には見えず問うて来るが面白そうに ほくそ笑んでいつまでも答えを待っている白い髑髏を カタカタと鳴らし 遊びながらそいつが云うには その髑髏かつての 僕の姿そう、僕はつまらない生き方いな、僕がつまらなくした生き方腹立たし…

要は...

綺麗な事ばかり語れたら綺麗な物ばかり見れたらどんなに素敵だろう理想論で、かたづける理想論を、けむたがる心が綺麗だなんて嫌味が言いたい擦れた事ばかり語ったら擦れた事ばかり見てたらどんなに荒むだろう現実論で、ちらからす現実論を、ひけらかす心が…

きゃあ、カワイイ

きゃあ、カワイイ 大福みたいな ほっぺきゃあ、カワイイ くりくりまんまる おめめきゃあ、カワイイ 明るく朗らか 笑顔どこの子?どこの子?あれ?結構、古い写真だね。なに言ってるの?あなたでしょ?あー、こんな頃があったのか...。思い出せないよ...。意…

彼と私 〜私が考えるヤンデレ〜 001

彼は弱々しく訴えた。「僕の傍に居てよ...。」そして一筋の涙が流れた。しかし、彼は『私』を監禁しているのだ。幾ら、愛に飢えていても、しても善い事、悪い事がある。同情の余地以前の問題だ。でも『私』は、「此処に居るから、大丈夫...。」彼の涙を拭い…

「君はとても可愛いね。」実写版

意味:云ふ迄も無く。愛咬男女

君はとても可愛いね。

意味:男が女に手を噛ませ、自分の「味」を覚えさせている女もそれを悦ぶ。歪んだ愛情関係

あゝ少女よ何処に

君は清らかな少女人形のように綺麗僕のモノにしたいデートに誘ったよ一糸まとわぬ姿に量れぬ想いを覚えいざ抱こうとするけれど現実は違う君は生臭い匂いだ赤い傷口から湧く泉がどんどん穢す僕の量れぬ想いをそう気付きました所有するのでなく崇拝したいので…

僕のモノ

君の全てを知っている君の全てを判っている髪の香りから指先まで僕が知らない癖はない君は全てを晒してた君は全てに応えてた髪の香りから指先まで僕が躾けた事だからなのにどうしてそんな顔をするどうしてそんな声で泣くどうしてそんな冷めた君どうして踊ら…

シーツ、一枚

溺れている 本望のまま 欲望を満たす シーツ 一枚 触れたいから 君を探す 髪の香りが 僕を誘(いざな)う 風が吹いては 僕を惑わす 遠い笑顔は 僕を置いて行く あゝ記憶が遠ざかる 君は誰と繋がりあっていて シーツで はしゃぐ波に いつまでも愛を語らう? …

美しき君へ003

意味:細かい設定の追加有り。彼の中でのBGMは「君といつまでも」。彼女は人形。普段は、やり手の会社員である。帰宅後、ネクタイを取るなり、「ただいま。いい子にしていたかい?僕は君といる時が1番幸せなんだ。」鏡の前のベッドに座らせている人形に抱き…

美しき君へ(歌詞)

どうして女、こんなにも煩いのかドレスだ靴だ化粧だの騒いでいるその点、君は静かに微笑んでいる僕の贈る物だけを身に纏うどうして女、こんなにも煩いのか噂だデマだ世評だの騒いでいるその点、君は静かに微笑んでいる僕の話す事だけを聴いている僕の大事な…

神様になった理由 〜最終章〜

結果、三つのモノノケは、神となりました。経緯は知らず、不思議に思いつつも、悪い気持ちはしません。立派な社とお供え物で機嫌が段々よくなり、毎日の酒盛りで、仕返しする事をやめました。そして、人間、三つの神は、平和に暮らしましたとさ。これが、貧…

神様になった理由 〜第三章〜

生き字引の老人が口を開きました。「確かに、我らにとって、貧乏、疫病、死は、関わりたくないモノだ。だからといって、邪険にすれば、我らも邪険にされる。三つのモノノケをお祀りしよう。」その途端、血相変えて非難の嵐です。「何故そこまでしないと駄目…

神様になった理由 〜第二章〜

すると、「諭吉ちゃーん」景気が落ち、「とっつぁん、おかゆができたよ。」「いつも、すまないね、ゲホゲホ。」「それは言わない約束だよ。」シャボン玉ホリデー提供分からない人は60歳前後のジジババに聞こうネ病気が蔓延、「ちーん、なーむー。」亡くなる…

神様になった理由 〜第一章〜

今は昔、貧乏、疫病、死を司る、三つのモノノケがいました。モノノケ達は、人間から高値で買わされた酒を朝から飲んでいます。誰からともなく、愚痴をこぼし出しました。「ったくよぉ、人間の野郎ども。そんなに嫌わなくても、いいじゃねぇかよぉ」貧乏、金…

神様になった理由 〜序章〜

やおよろずの神様がおわします、我らが住む国、日本。神様は基本的に有難いモノです。でも中には、「なんでコイツラが神様やねん!」ってのもいます。そう、三柱が三柱である由縁。それを物語っていきます。

美しき君へ002

意味:人形愛の男ギリシャ神話で云うピグマリオン